11月23日、いつもお世話になっているフォルクスワーゲン大垣にアルテオンの試乗を担当さんに依頼し本日はアルテオンを試乗することができました。
前々から気になっていたが、内装や走りはどんな感じなのか?
キャッチコピーで「大人のためのグランドツアラー」というのを見かけるが実物は果たしてどうなのか?

カタログ上は272馬力となっているのでゴルフRに近いスペックなので見逃せない1台ですな
アルテオン・基本情報
アルテオンは「パサートCC」(後にパサートがとれて「CC」と改名)の後継モデルであり
中国でアルテオンは2代目CCとして販売されている。



フォルクスワーゲン・CC
「CC」は、「Comfort Coupe」の意味である
CC(シーシー)は、フォルクスワーゲンの乗用車パサートからの派生車種で、4ドアクーぺ77型の乗用車である。発売当初はパサートCCだったが、マイナーチェンジを機に世界統一でCCに変更された。
2008年以降、日本市場における同社の最高額車種として販売されてたが日本市場においては2011年に一旦販売を終了していたが、2012年7月24日にマイナーチェンジを行い、同時に「フォルクスワーゲンCC」に改名した


エンジン | 1.4/1.8/2.0L TSI I4 3.6L VR6 2.0L TDI I4 |
---|
ホイールベース | 2,710mm |
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全長 | 4,800mm |
全幅 | 1,860mm |
全高 | 1,420mm |
2代目のフォルクスワーゲン・CCは中国専用車両となり、中国以外ではアルテオンとなっている


アルテオンは2017年10月25日に日本仕様の販売を開始し
2018年10月26日、新グレード「TSI 4MOTION Elegance」を追加発売
2021年7月13日、後述するフェイスリフトが日本でも行われワゴンタイプの「Shooting Brake」が追加設定された。
グレード体系は従来型の体系を引き継ぎ👇
- 「TSI 4MOTION R-Line」
- 「TSI 4MOTION R-Line Advance」
- 「TSI 4MOTION Elegance」
の3グレードとなり「Shooting Brake」も同じグレード体系で設定される。
Shooting Brake:2020年7月9日にアルテオンのフェイスリフトを発表し、改良で新たに投入されたステーションワゴンで、565L(後席を畳むと最大1632L)の荷室を備える


参考:フォルクスワーゲン・アルテオン – Wikipedia・フォルクスワーゲン・CC – Wikipedia
アルテオン・レビュー動画
知名度が大きいフォルクスワーゲンの車両なだけあって様々なメディアで取り上げられてますね。
E-CarLife with 五味やすたか
L’OPERAIO Channel
tvk「クルマでいこう!」公式
【アルテオン シューティングブレーク】
ウナ丼_STRUT_エンスーCARガイド
E-CarLife with 五味やすたか
LOVECARS!TV!
フォルクスワーゲン大垣にてアルテオン試乗
今回お邪魔させていただいたのは毎度おなじみフォルクスワーゲン大垣さん


いつのお世話になってます
お店の中はクリスマスな雰囲気満載な感じです。🎄


今回の試乗はお店の事情により、😎1人で試乗になりました。
今回試乗させていただいたのはマイナーチェンジ(フェイスリフト)後のアルテオンで2020年7月9日以降に販売されたモデルです。
アルテオン・外観
外装色はパイライトシルバーと呼ばれる色でスタイリッシュ

外装色は6色あり、どの色も非常に良く似合う






フロントグリルからライトまでのデザインを統一していてバッチリ決まってますね。👍


横からみたフォルムが✨きれいですね


フォルクスワーゲングループおなじみの😓ダミーマフラー、無い方が潔い気がするんだが?

タイヤサイズは245/35/20インチ❗

ホイールがデケー!!

ライト周辺
💡テールランプはこんな感じです👇

点灯すると💡このような感じです

ウィンカーは、みんな大好き流れるウィンカーです。中心から外側へ光っていきます。

車体中心側から~


✨テールライトレンズのフレーム目一杯に横側まで光ります✨

撮影した動画はこちら
トランクルーム
トランクルームはセダンにしてはかなり広い方だが、ハッチバックが斜めに傾斜しているので高さが有るモノを入れると閉まらなくなる欠点がある

エンジンルーム
エンジンルームはこのような感じです

車重:1720kg
駆動方式:4WD
エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ
トランスミッション:7段AT
最高出力:272PS(200kW)/5500-6500rpm
最大トルク:350N・m(35.7kgf・m)/2000-5400rpm
タイヤ:(前)245/35R20 95Y/(後)245/35R20 95Y(ピレリPゼロ)
車が大きいせいか?程よく収まっている。ディーゼルの2リッターTDIよりも若干小さい。

このエンジンはかなり傑作エンジンなのか?非常にたくさんのモデルに搭載されている。

余談:ティグアンのTDIディーゼルエンジン

アルテオンのボンネットはキャッチが2つのダブルキャッチになってます。

アルテオンのキー(カギ)
カギはこのような感じで、ティグアンとは形状が異なります。この形状はパサートとアルテオンが共通のようです。


エマージェンシー用のカギは側面に有りますね。


内装
内装はこのような感じで他のフォルクスワーゲンと共通しているところが多々見られます。
しかし非常にスッキリしてますね。

シートはホールド性が高そうなシートで、Rの刺繍が有りカッコいいですね。

さりげない感じのアンビエントライトが良い雰囲気を出しているぞ

アンビエントライトは30色から選ぶことが出来ます。
サンルーフがあるおかげで室内が🌞明るいです

ナビ周りはティグアンやゴルフ7に非常に似ていますね。

360度カメラ付きです。ただしチョイチョイ死角が有ります。

この辺りも他モデルと共通してます。

シャッター内部はドリンクホルダーです。🍾🍾

グローブボックスはCDやSDカードのスロットルが消滅して、

基本はBluetoothでやってください
という感じですね

我が家のティグアンはまだCDやSDカードのスロットルが有ります。

ひじ掛け

高さ調整可能でコレも他のモデル共通ですね。

もちろん長さも調整可能です。

スピーカーはハーマンカードン製でお金がかかってますね。

ハーマンカードンって歴史があるんですね
ハーマン・カードン(Harman/Kardon)は、オーディオ機器のブランドである。ハーマン・インターナショナルの一部門で、民生用のホームオーディオ、カーオーディオを生産する。
ハーマン・カードンの最初の製品はFMチューナーである。設立された一年後には、世界初のハイファイ・レシーバーである Festival D1000 を発表した。このモノラルユニットは、技術に詳しくない消費者に向けて発売されたというだけでなく、チューナー、コントロール・ユニット、アンプを単一のシャーシに組み込んだ、現在でもよく知られる特徴をもっていた。1958年には世界初のステレオ・レシーバーである Festival TA230 を発表し、技術に詳しくない消費者に向けてもう一度、広くハイファイを広めようとした。
ハンドル周り、イグニッションOFFだとハンドルのスイッチ表示が消えてますが

イグニッションONでハンドルのスイッチが付きます。スマホみたいですね

ライトの点灯はゴルフ8とは異なり、スイッチ式では無く伝統的なダイヤル式です。


リアシート
リアシートはこんな感じです。

しっかりサポートしてくれる形状のシートですね。

リアシートは倒すことができて、荷室の拡大ができます。

シートの存在感が以外とあるせいか?少し視界が遮られる

シートバックにはスマホが入るポケットがある

リアシート用のエアコンも完備し、シートヒーターもあります。

リアシートはかなり広く、狭く感じることは全然無いくらい余裕がありました。


っていうか、めちゃくちゃ足元広いなっ!セダンとは思えんくらい快適やんっ!!

総評:見た目もイイ、走りもイイがナビがちょっと・・・
アルテオンはフォルクスワーゲンジャパンが販売するラインナップの中ではティグアンRを除いて最も高価格な車両になるが

乗って走ってみるとその良さが分かる
- アルテオン 576万~634万
- アルテオンシューティングブレイク 654万~684万
- ティグアン 408万~503万
- パサート 430万~535万
装備されている機能がほぼすべて標準で付いているのもあって、オプションと言ってもサンルーフぐらいしかない
伸びやかでスタイリッシュな見た目
搭載エンジンは272馬力を出すので少し踏むだけで物凄い勢いで加速する。🚗💨💨
アルテオンに搭載される2.0ℓTSI®エンジンは、燃料直接噴射に加えマルチポイント噴射を備えるデュアルインジェクションシステムを採用。さらにシリンダーヘッドとエキゾーストマニホールドの一体化や、エンジン内部のフリクションの低減など数々の先進技術を投入し、最高出力200kW(272PS)、最大トルク350Nmの優れたパワーを発揮します。最大トルクは、2,000-5,400rpmという広い回転域で発生。発進した瞬間から力強く伸びやかな加速を実現し、思いのままにダイナミックな走りを愉しむことができます
272馬力も出るので普通の車両のほぼ倍くらいの出力が出るワケだが🚗🚗
その割にはマフラーの音は比較的静かで、走行中は外の音がほとんど聞こえない。

走行モードを🏁スポーツにすると🚗💨回転数が上がり、🔊急にマフラーの音が大きくなる。どうやらスピーカーから出てる音のようだ。
しかもメチャ早い。すぐに時速100キロに到達しそうになるほどだ。🏁スポーツ以外のモードでは静かだがアクセルを踏むと急に加速する。

ノーマルとスポーツのメリハリが非常にはっきりしていて
実力があるが出しゃばらず、必要な時しか本気を出さない感じはまさにエレガンス、紳士🎩🧐な感じが超絶カッコいいぞ❗❗

ぶっちゃけ、アルテオンはそれほど興味が無かったが今回の試乗で興味深いと感じた。ワシが40代👨になって落ち着いたときには乗りたくなる1台でした。
マイナスポイント
そんないいところ尽くしなアルテオンだが、気になったのは

ナビ関係の使い勝手がちょっと・・
✅物理的なスイッチが減りスッキリしたのは良いが、ハンドルのボタンが⚡静電タッチ方式👆に変わり、イグニッションONの状態でなければ使えない・・・

ハイテクならではの問題か・・


✅あと、タコメーターに表示される情報が多すぎてなんだか見ずらい気がする?
最後に車を返却する時にナビゲーション起動に不具合💫が発生したのか?何故か表示されない事態になり、ずっとメーター内が読み込み中になった。

この辺りは慣れの問題なのかもしれんが試乗した限りで気になったのはそのくらいだった。
✅注意するべきなのは車両の大きさで
長さが4865㎜幅が1875㎜もあるのでかなり大きい部類になる。
アウディA4よりも大きいです。レクサスISよりも大きくESよりは小さい。🤏
なんと!全高を除いて長さ・幅はアルファードと近いほどでした。🙄
車種 | アルテオン | ES | IS | アルファード | スカイライン |
---|---|---|---|---|---|
全長 | 4,865mm | 4975㎜ | 4710㎜ | 4915㎜ | 4810㎜ |
全幅 | 1,875mm | 1865㎜ | 1840㎜ | 1850㎜ | 1820㎜ |
全高 | 1,435mm | 1445㎜ | 1435㎜ | 1950㎜ | 1450㎜ |
アルテオン
ES

IS

アルファード

スカイライン

セクシーでエレガント、アウディS7妥協案に成り得る高コスパ
収納スペースはティグアンには劣るが走り、見た目の良さは断然アルテオンだろう
これを機にアルテオンは選択肢の1つとして大いに有りだ。価格が少々高額よりではあるが数年後にはお値打ちに変える可能性が高いので
🤔中古で買うのがいいかもしれぬ・・
興味がある人は1度アルテオンに乗ってみてくれ!これまでの印象とはきっと変わるはずだ
ではまた❗😃👍
それと、同じフォルクスワーゲンであるところのティグアン・ゴルフ8・ポロ・Tクロスについても記事にしてるので良かったらそっちも見てみてください
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