10月17日頃だったと思うが
勤め先の掲示板を見ていると制度変更についての記事が出ていた。
その内容というのが
2022年4月より現状の企業年金制度を廃止し、今後は企業型拠出年金(企業型DC)へ全面移行する
という内容だった。
企業年金とは何なのか?
まず、🤔そもそも企業年金とは何なのか?
企業年金連合会のホームページにはこのような図が有りました。👇
この図で言うところの3階に当たる部分なワケだが、これだけ見てもぶっちゃけ

は?ワケ分かんねーよっ!!
となると思いますが要するに👇

仕事を退職して退職金を一括で全部一気にもらうと税金がかかるだろ?分割してチョイチョイ渡してやんよ
この、積み上げた退職金を分割して企業がチョイチョイくれる退職金を企業年金というワケです
大きな違い:企業年金は有期年金である
この制度は👨🦳👩🦳60歳で退職した想定で作られている為、退職した後で退職金を分割してもらうという形が年金受給に似ているので、企業年金と呼ばれるノリなんですが
国民年金や厚生年金と大きく違うのは、有期年金であるところです。

は?有期年金ワケ分かんねーよっ!!

となると思いますがちょっと待ってください。
企業年金って言っても、所詮は積み上げた退職金なので
退職時に1200万積み上げたとしたら一月当たり10万(年額120万)もらえるけども、10年間しか貰えないという事です。

このように給付される期間に限りがある年金を有期年金と言います。
しかし国民年金や厚生年金はもちろん違い、自身が死ぬまで給付され続ける年金を終身年金と言います。
企業型拠出年金(企業型DC)とは?
一方、なんだか最近になって企業型拠出年金(企業型DC)という言葉を良く聞きますが
野村證券のウェブサイトの説明にはこのような図が有りました。👇
これを見てもまた

は?いや、だからワケ分かんねーよっ!!

まぁ、ちょっと落ち着いてください(実際、図を見ても理解が難しいですが・・・)
企業型拠出年金(企業型DC)制度は
60歳以降にしか貰えないけど、この制度を利用して拠出したお金は資産運用でどれだけ利益が出ても税金がかからない優遇がある。
ということらしく
この制度は、🎌「今のうちに資産運用してお金を増やして老後に備えようぜっ!」的なノリで政府が推進したい制度のようで

60歳以降にしかほぼ引き出せないけど、その代わりに出た利益分は税金を納めなくていい
と日本の偉い人は言ってます。
📊投資をして儲かった分は本来だと利益に対して約20%の税金がかかるのですが、この制度を使えば利益分の税金を納めなくていいワケです。
企業は従業員の老後の面倒まで見る余裕など無い

そんな感じの企業年金という制度なんですが、勤め先の今後の制度変更後は要するに👇

ああ~、もう従業員の老後なんて見てらんねーよっ!!とりあえずお金はやるからさっ、今後は自分ら各自で勝手にしてくれや
ってな具合です。
時代の移り変わりが速い今の世界は🌏
👨👨👧👧人間一人の寿命よりも🏢企業の寿命の方が短くなりつつある世界なので、企業に老後の生活を丸投げすると大変なことになるから

会社が潰れて退職金が消えるよりも自分らで管理した方が良いでしょ?
😑というのが企業側の言い分という事ですな。
勤め先の主張:退職した後しか貰えないなら今のうちに資産運用しようぜ
先ほど上で説明した企業年金は退職した後でしか貰えないお金なワケなんで

どうせ企業年金は退職した後しか貰えないのなら、このお金を資産運用に回そうぜっ!!
ってな感じで勤め先は言いたいようで

ワシの勤め先は2022年4月から企業年金の積み立てが今後一切なくなり、その代わりに

今後積み上がっていくはずだった企業年金の金額分を企業型拠出年金のお金に充ててやんよ
と、労働者に交渉してきた流れだとワシなりに解釈した。
今後は資産運用の知識が必須になっていく
とまぁ、そんな感じでワシの勤め先が豪快に退職に関する制度変更をしてきたワケなんですが
個人的にはワクワクしてます。
自己責任で資産を運用して自分で資産を積み上げた方が面白いし楽しいと感じる。
ただ、資産運用との向き合い方、投資の知識がどうしても必要な感じなので

分からない人からすれば地獄でしかないでしょう・・・
徐々にアメリカっぽい国になっているような気がしますが、お金持ちの富の源泉はやはり証券口座であるように
資産運用の知識は義務教育に必須にすべきですな。
今後も勤め先がどのように変革していくか様子を見ていく必要がありそうですね。
ではまた❗😃👍
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